妻とは5年ほどつきあって結婚しました。
つきあいも長かったですしお互いにあっさりしている性格でしたので、プロポーズした時に結婚式は挙げなくてもいいかなということで意見が一致していました。
それで両親と顔会わせのときに、式は挙げないことを双方の両親に告げました。
たしかにちょっと驚いていたようでしたが、その時は納得してくれたと思いました。
ですがあとになって費用を出すから式だけでも挙げてくれないかと両方の両親から言われたのです。
それでやはり結婚は二人だけの問題ではないと思い直し、妻とも相談し、子どもの晴れやかな姿を見たいという両方の両親の意向を組んで改めて結婚式を挙げることにしたのです。
それで婚約指輪なども特に用意しなかったんですが、こちらもやはり妻のためにときちんとした形で用意しようと考えました。
急に結婚式などを挙げると決めたのでとにかく心配なのは費用のことでした。
それなりに貯金はありましたが新居や新生活、それと新婚旅行などに使うつもりでしたので、結婚式や披露宴に使えるお金はほとんどありませんでした。
たしかに両親からも費用の申し出がありました。
ですができればふたりで何とかしたいと考えて、思い切ってローンを利用することにしたのです。
使う目的などが自由であるフリーローンなども検討しましたが、ある程度まとまったお金を比較的低い金利で借りることができるのは目的ローンということで、その中のブライダルローンで借りることにしました。
それで急いで調べたんですが、じつはひとくちにブライダルローンといっても非常にたくさんの金融会社が出していました。
出典:http://xn--o9jo1n8dqe0eqaq8c3e.com/
その上金利も各金融会社によってかなり差があることがわかりました。
それでできるだけ低い金利で借りたかったので、調べて比較したうえで普段給与口座で利用している銀行のブライダルローンを利用することにしたのです。
なじみのある金融機関ということもきめてになりました。
これまでクレジットカードなどは利用したことがありましたがそれ以外のローンはマイカーローンぐらいしか利用したことはありませんでした。
その車のローンももうすでに完済しているので、ここでローンを組んでも新生活で支払っていけるのではないかと考えて借りることに決めました。
ブライダルローンは比較的審査が厳しめであると聞いていたんですが、とりあえず収入などは安定していましたし、条件に合う年収はありましたので、その条件はクリアしていました。
また勤続年数も条件にありましたがそれも大丈夫でした。
ローンの申し込みには結構たくさんの書類を用意しなければなりませんでした。
用意した書類はまずはローンの申し込み書、それと身分証明になる運転免許証、収入証明になる源泉徴収票、そしてもうひとつ使途確認書類が必要でした。
これは見積書や請求書などといった結婚に使うということがわかるような書類一式です。
ブライダルローンの場合、使い道をきちんと提示しなければなりませんのでこの書類は不可欠でした。
さらに結婚といっても結婚にかかることすべてに使えるわけではなく、何に使えるかは借りる金融会社によってきめられていました。
一般的に使えるのは結婚式と婚約指輪、それに新婚旅行ですが、それ以外にも何に使えるのかをきちんと聞いて確認することが大切でした。
私たちは結婚式に使うことがほとんどでしたが、新婚旅行にも少し借りることにしました。
保証人は不要でしたが、借入先によっては必要なところもあったようです。
無事にブライダルローンを借りることができて結婚式を挙げることができました。
結婚式の費用は前払いでしたので、ローンで借りておいて本当によかったです。
はじめは式を挙げることにはこだわりはありませんでしたが、双方の両親のうれしそうな顔を見るとやっぱり挙げてよかったと、妻とも同じ意見でした。
それにやはり披露宴などはいろいろ話を聞いているとこだわりたいところも多く、資金の心配がなかったので納得のいく披露宴ができました。
新婚旅行も事前に予定していたより少しリッチなプランに変更できましたのでこちらは妻がうれしそうで本当に記念になりました。
結婚は生活が始まってからいろいろとお金がかかりますので、そちらをメインに資金計画を立てていましたが、やはりきちんと式を挙げることで何ともいえない精神的な満足感や人生の節目を実感できましたので、ローンを利用してもおこなってよかったと思っています。
新生活が借金でスタートするのはどうかといってくる知り合いもいましたが、有意義なお金の使い方だったと感じられるので自分たちは満足しています。
新生活で返済が始まりましたが無理のない範囲で借りましたので、あまり負担にならずに払っていけそうです。
結婚式をおこなったことでたくさんのご祝儀をいただくことができましたので、それを返済にあてることもでき、思ったより負担は少なくてすみました。
最終更新日 2025年6月27日