女性にとって、露出が増える夏はムダ毛のお手入れが欠かせませんよね。
特にワキは、ノースリーブや水着を着ていると他の人の目に触れやすいので入念なお手入れが必要です。
しかし、ムダ毛にばかり気を取られていると恥ずかしい思いをすることになってしまうのです。
私は中学生の頃から、ワキのムダ毛をカミソリで剃るやり方でお手入れしていました。
昔は何の疑いもなくやっていたのですが、社会人になったころから何となく脇が黒っぽくなってきたような感じがしたのです。
最初は気のせいか、と思って明るい場所に行ってよく見てみましたが、やっぱりうっすらと黒ずんでいるではありませんか!
あの時の驚きと焦りは今でも忘れられません。
脇に限らず、実は私たちの皮膚はどんな部分でも黒ずんでしまう可能性を持っているのです。
黒くなってしまう原因には主に2つあり、1つ目はメラニン色素が異常に沈着してしまうこと、2つ目は角質や皮脂などの汚れが毛穴に詰まったことによるものです。メラニン色素と言えば、紫外線から肌を守るために生成される物質ですが、これが過剰に作られるとシミとなって残ってしまいます。
出典:脇黒ずみ
紫外線で起きるものという先入観がありますが、実際は物理的な刺激を与え続けることでも発生してしまうのです。
そう、私は中学生の頃から10年近くもせっせとカミソリで脇を削り続けていたため、知らず知らずのうちに肌に大きな負担をかけてしまっていたのです。
若いころはそれでも新陳代謝やターンオーバーが活発だったのでそこまで黒くなる前に改善されていたのですが、年齢を重ねるごとにそれらは衰え、徐々に黒ずみとして残ってしまうようになったのです。
脇はもともと皮膚の厚さが非常に薄く、デリケートな部分なので、本当ならカミソリで長期間刺激を与え続けるのは避けた方が良いそうです。
参考:カミソリ負けです。どうしたらひりひり感がなくなりますか?脇… – Yahoo!知恵袋
ちなみに、じゃあ毛抜きで引っこ抜くのなら良いのかと思いがちですが、これもカミソリと同様負担が大きくなります。
毛抜きで無理やり引っ張ると、毛根の周囲の細胞にダメージが大きく残り、なかなか毛穴が収縮しなくなってしまいます。
開きっぱなしの窪みには汚れや老廃物が自然と溜まりやすくなるので、メラニンが出来なくても汚れのせいで黒ずんで見えるようになります。
つまり、剃るのも抜くのもお肌にとってはあまり良いものではないということです。
私の場合は良かれと思って若いころからせっせとやってしまいましたが、できればこういった肌にダメージを与える方法ではなく、エステサロンなどでプロの手で脱毛してもらったほうが肌トラブルが起きずに済むのでおすすめです。
私の場合、黒くなってしまった脇を何とか元の状態に近づけようといろいろなケアを試しました。
まずやったのが、垢すりです。
黒くなっている皮膚を落としちゃえば良いんだ、という安易な発想でやったのですが、前にも述べた通り刺激が加わればそれだけメラニンが作られるので、黒ずみは薄くなるどころか次々に現れてしまいます。
実際、1ヶ月ほど続けても効果が無く、しかも前より悪化しているような気がしたので慌てて中止しました。
まだこの頃は黒ずみの原因も調べたりせず、のん気に過ごしていたのです。
悪化してようやく本格的に原因やお手入れ方法を探し始め、黒ずみを取る美容パックなどもやってみましたが、これもイマイチ効果が感じられませんでした。
私が実践した中で一番効果を感じたのは、ピーリング石鹸です。
ピーリングは特別な成分を使って肌の古い角質を剥がれやすくし、ターンオーバーを促進する美容法のことで、エステサロンや皮膚科などでも行われている安全性の高いものです。
エステに行くのが一番なのですが、お金もなかったので市販されているものを購入して使っていました。
ネット通販などを使えば、配合成分の高いものや肌に優しいものなど様々なタイプのピーリング石鹸を探すことができるのでおすすめです。
参考:Amazon | GICピーリング石鹸 | ゴマージュ・ピーリング 通販
2日から3日おきにお風呂で普通の石鹸のように使うだけなのですが、私にはこれが一番効きました。
徐々に角質を剥がしていくものなので肌に無理な負担もかけないし、使い方も簡単です。
即効性はありませんが、根気強く使っていけばちゃんと効果を実感することができます。
私の場合、もったいないのでワキにだけピーリング石鹸を使っていたので2ヶ月は持ちました。
2ヶ月もすると、うっすら薄くなっているように感じ、さらに1ヶ月使っていると明らかに最初より黒ずみが薄くなったのが分かりました。
配合されている成分や品質によって効果の現れ方は違うでしょうが、私は最初より十分薄くすることが出来たので満足しています。
もちろん、ただ石鹸を使うだけではなく、お風呂上りには乾燥しないようにワキにもしっかり化粧水と美白美容液を塗り、時々パックまでしていました。
ワキも肌の一部なので、乾燥すればますますダメージが進み、改善するものもしなくなってしまうので注意しましょう。
最終更新日 2025年6月27日